Google Books APIを使って書籍検索サイトを作ったおはなし。
APIとは、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェイス)の略称で、外部のプログラムとデータをやり取りするための仕組みです。
APIを使うことで、自分が持っているプログラムやデータを他のプログラムに提供したり、他のプログラムが持っているデータを自分のプログラムに取り込んだりすることができます。
今回は、API初心者でも簡単に利用できると聞いた、「Google Books API」を利用しました。
Google Books APIは、Googleが提供する書籍データを検索するためのAPIです。このAPIを使用することで、書籍のタイトルや著者、説明などの情報を取得することができます。
たとえば..
- 書籍検索機能の追加:Google Books APIを使えば、Webサイトやアプリに書籍検索機能を追加することができます。ユーザーが書籍のタイトルや著者を入力すると、APIから書籍情報を取得して表示することができます。
- 書籍情報の取得:Google Books APIを使えば、特定の書籍に関する情報を取得することができます。たとえば、書籍のタイトルや著者、説明、表紙画像などの情報を取得することができます。
- 書籍情報の加工:Google Books APIを使えば、取得した書籍情報を加工して表示することができます。たとえば、書籍のタイトルや著者をリスト表示したり、表紙画像を表示したりすることができます。
APIを使うことで、簡単にサービスを作ることができそうだなぁと思いました。
実際に作ったサイト
このサンプルは、Webページ上で書籍を検索することができます。検索ワードを入力して検索ボタンを押すと、Google Books APIから書籍情報を取得し、結果をWebページ上に表示します。
検索結果には、書籍のタイトル、著者、説明文、表紙画像が含まれる仕様です。
このサンプルは、HTMLと簡単なJavaScript、APIの知識が必要ですが、基本的な知識があれば問題なく理解できる内容かと思います。
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Google Books API利用手順
- Google Cloud Platformに登録する
- Google Books APIを利用するためには、Google Cloud Platformに登録する必要があります。登録方法については、Google Cloud Platformの公式サイトを参照してください。
- プロジェクトを作成する
- Google Cloud Platformにログインし、プロジェクトを作成します。プロジェクト名は自由に設定できます。
- APIキーを取得する
- プロジェクトを作成したら、Google Books APIを有効化し、APIキーを取得します。APIキーは、APIにアクセスするためのパスワードのようなものです。APIキーを取得するには、Google Cloud Platformのダッシュボードから「APIとサービス」>「ダッシュボード」>「+APIとサービスを有効化」を選択し、Google Books APIを有効化します。その後、「認証情報」>「APIキー」を選択し、APIキーを取得します。
- APIを利用する
- APIキーを取得したら、Google Books APIを利用することができます。APIキーは、APIにアクセスする際にURLパラメータとして指定します。たとえば、「https://www.googleapis.com/books/v1/volumes?q=検索ワード&key=APIキー」
というURLを使用して、APIにアクセスすることができます。
以上が、Google Books APIを利用するための基本的な手順です。詳しい利用方法については、Google Books APIの公式ドキュメントを参照してください。