こんにちは、UI/UXデザイナーのゆきです。
今回は、UI/UXデザイナーとして働く上で避けては通れないテーマである、給料交渉についてお話ししたいと思います。
給料交渉は、自分の価値を正しく評価してもらうために必要なスキルですが、なかなか難しいものですよね。どうやって交渉すればいいのか、どれくらいの金額を要求すればいいのか、など悩むことが多いと思います。
そこで、私が実際に単価交渉をするときに気を付けているポイントをお話ししたいと思います。
1. 自分の価値を知る
給料交渉をする前に、まずは自分の価値を知ることが大切です。自分のスキルや経験、実績などをもとに、適正な給料の範囲を調べましょう。インターネットや書籍などで、UI/UXデザイナーの平均的な給料や市場価値を調べることができます。また、同業者や友人などにも相談してみると良いでしょう。
2. 歩み寄りの余地を残す
次に、自分が希望する給料を決めるときには、歩み寄りの余地を残すことが重要です。最初から最高額を提示するのではなく、交渉の余地を持たせましょう。例えば、自分が希望する給料が80万円だとしたら、85万円から90万円くらいを提示するという具合です。そうすることで、企業側も自分に対して柔軟に対応してくれる可能性が高まります。
3. 予算を聞く
また、企業側がどれくらいの給料を予算しているかを事前に聞くことも有効です。オファーが出た後や面接の際に、「このポジションにはどれくらいの予算がありますか?」と聞いてみましょう。そうすることで、交渉の基準にすることができます。もし予算が自分の希望より低かった場合は、「自分の価値や実績を考えると、もう少し高めの金額が妥当だと思います」と伝えましょう。
4. タイミングを見極める
さらに、給料交渉はタイミングが重要です。給料交渉は、オファーが出た後やパフォーマンスレビューの時期など、企業側が自分に対してポジティブな印象を持っているときに行うことが望ましいです。逆に、業績が悪かったり、プロジェクトが失敗したりしたときに給料交渉をすると、不利になる可能性があります。給料交渉は、自分の価値を高めるチャンスでもありますので、タイミングを見極めることが大切です。
5. 証拠を提示する
また、給料交渉をするときには、自分のスキルや実績、市場価値などを具体的な数字や資料で示すことが効果的です。例えば、自分が担当したプロジェクトの成果や評価、自分が持っている資格や技術、自分が参加したセミナーやコンテストなどをポートフォリオやレジュメにまとめて提示しましょう。そうすることで、給料交渉に説得力を持たせることができます。
6. 書面で確認する
最後に、口頭で合意した内容は、必ず書面で確認することをおすすめします。メールや契約書などで、給料やボーナス、福利厚生などの条件を明確に記載してもらいましょう。そうすることで、後からトラブルにならないようにすることができます。
以上が、ポイントとなります。
自分の価値を正しく伝えることが重要です。これらのポイントをふまえて交渉をおこなえば、希望の単価に近づく可能性があります。
フリーランスエンジニア、デザイナーが増えてきましたが、スキルがあっても、なかなか交渉できないという方のために作成しました。私は、交渉もしっかりと行って、自分の労働に見合った報酬を得ることも大切だと感じています。みなさんの参考になれれば嬉しいです。